No.1 JPY 1,600,000.- | |
作者 | 藤島派 (加賀国) |
品名 | 藤島太刀 附)金梨子塗鞘糸巻太刀拵 |
時代 | 室町時代 16c (刀身) |
寸法 | 刃長 66.7 cm 外装総長 99.0 cm |
付属 | 日本美術刀剣保存協会「保存刀剣」鑑定書 |
解説 | 加加賀国(石川県)を代表する藤島派は、鎌倉末期から南北朝期に山城より移り、 室町時代に大いに繁栄し幕末まで脈々と続いた。室町時代後期(16c.)の本作は 美しい乱れ刃が映える華やかな優品。19世紀の糸巻太刀拵が付属する。 刃を下にして佩く太刀は室町中期頃まで戦場で、皇族では式典など行事に用いられた。 |
No.6 JPY 250,000.- | |
作者 | 無銘 |
品名 | 熊毛陣笠 |
時代 | 江戸時代中期 18c |
寸法 | 縦 36.3cm 横 32.3cm 高 15.5cm |
解説 | 陣笠は元々戦場において下級武士が着用していたが、江戸時代になると形や装飾を変え上級武士の公用外出時にも使用され、変り兜同様、武将の威厳を示す意匠が施された。本作は流れる曲線姿に兜同様、天辺の孔を金具で塞ぎ、篠垂のごとき意匠を据え熊毛で覆い、内側に瑞雲文を変り塗した入念作である。 |
No.7 JPY 300,000.- | |
作者 | 菊岡沾遊光利 |
品名 | 目貫 寿老宝珠図 |
時代 | 江戸時代後期 19c |
寸法 | 左) 縦 2.10cm 横 1.50cm / 右) 縦 1.50cm 横 2.20cm |
付属 | 日本美術刀剣保存協会「特別保存刀装具」鑑定書、桐箱 |
解説 | 江戸神田に住した名工「菊岡光利」(号は沾遊 文久3年1863没)による金容彫り目貫。 長寿を授ける神「寿老人」と災難を取り払うと云われる「宝珠」の吉祥画題。 黄金に光輝く芸術は不変の輝きを求める公家・武家、豪商などを魅了し、刀装具にも多くの名品が伝わる。 |
No.8 JPY 80,000.- | |
作者 | 無銘 |
品名 | 鐔 雷神図 |
時代 | 江戸時代後期 19c |
寸法 | 縦 7.60cm 横 7.15cm 厚 0.70cm |
付属 | 桐箱 |
解説 | 雷太鼓を勇ましく叩く雷神と突然の夕立と稲妻から逃れ走り去る人物を表裏に描いた洒落た構図。人々は古来より雷(神鳴り)に対し自分より強い不可抗の力を持つ存在として畏怖と尊敬の念を抱いた。 |
No.10 JPY 140,000.- | |
作者 | 無銘 |
品名 | 枝牡丹図目貫ブローチ |
時代 | (目貫) 江戸時代後期 19c |
寸法 | (目貫) 縦 1.35cm 横 3.70cm |
付属 | 桐箱 |
解説 | 目貫は柄前(持ち手)の表裏に据えられる一対の刀装具で、元は目釘頭が分離装飾 化した。帯刀がなくなった明治以降、彫金装飾が優れた目貫は柄前から分離して煙 草金具や帯留めなどに転用され、洒落た伝統技術の装身具にもなった。 本作は量感豊かに容彫された枝牡丹図目貫を、逸品のブローチに仕立てている。 |